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2010年8月29日日曜日

製作 No.006 東新宿駅ジオラマ

2010年度のRFCのテーマ路線である副都心線にあわせて製作した上下2層のジオラマ。

コンセプト
単純で盛大に

構成
昨年の八ツ山のノウハウを生かして板の多分割組立方式に
これによって机上の製作が可能となり、ネックとなっていた作業場の確保と輸送管理面をクリア
また、作業分担を視野に各部を別パーツに

素材
ベース板はベニアに比べ安価で反りなどの少ないMDボードという紙の板を使用
表面が平らでバラストとの相性は悪いらしいが、今回はバラストを敷く予定はなく、両面テープとの相性が良い為、うってつけの素材
その板に補強として木の角棒を組み合わせた

ベース板以外は、昨年大量に購入したスチレンボードや、タミヤのプラ棒など
制作費を抑える為に100円ショップの製品を多用してます。

内装等は市販のシール紙を使用

完成までの流れ(ベース部分)
今回のジオラマは設計に重点を置き
山モジュールの設計で用いた3次元モデリングソフトを用いて設計

これが東新宿ジオラマの原点です。
と、いってもまだ副都心線をモチーフにしたわけでなく東新宿ってわけでもなく
なので、一層構造で謎の車両がいるわけです。

だいたいの構造や完成イメージやモデリングソフトに慣れてきたところで
東新宿の最初の完成イメージを作成
2層にする為の構造や板の形状、組立方法などを検討しながら
作り直しを繰り返し・・・
これが確かサークルの会議か何かのプレゼンで出したかどうか記憶は曖昧ですが
その時のモデルです。
このときに指摘があったのは
”肝心な車両がお客様からも運転側からも見えないのでは?”
とのことで
実際の配置や構造をそのまま再現することにこだわらず
現在のような雛壇型に設計変更



なんだかんだで設計は年をまたいで
だいたいの構造や購入するものが決定し
順次、製作を開始
4月にあった運転会にてはじめて仮組みをして
ここでの走行状態や、各所からの見え方を調べ
また設計を変更する。



その後、サークルHPでテーマ路線が公になったので
それにあわせて建設部も完成イメージを公開
その時のイメージは運転会のデータを反映させたもの


その後は、諸事情によって作業できることができず
休止状態が続き
6月末の運転会より作業再開
その時の運転会でアプローチ線の設計し製作へ
ホーム部と内装作りを後輩と分担させて
自分はホーム上のものの作成と最終イメージのモデリング


あとは、イメージ負けしないように完成させました。

内装
壁や 床、看板等はペイントソフトを用いて製作
タイルやホームドアの注意書きは写真より切り抜いたものを使用


これは最初っから描いたそうです(後輩担当分)


製作後記
地下駅の再現、しかも2層というジオラマ未開の地に踏み入れたと思われるのですが(たぶん
個人的にはもうちょっとリアルでキレイに作ることができたはずと思います・・・
もうちょっと余裕があれば・・・
結構、製作をあきらめたモノが多々あって(ホームのベンチや保線車両など)
気が乗ったら高専祭までにも?

このモジュールは中身(ホーム)を変えればいろんな駅に化けることができるので
(りんかい線の大井町など
もしかしたら違う駅となって来年のJMAに?

建設部の次回作にご期待ください!