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2009年9月27日日曜日

製作 No.004 富山駅北電停ミニモジュール

 昨年の銚子電鉄のミニジオラマに引き続き
今年は、富山ライトレール(通称ポートラム)のジオラマを作成

去年は畑の再現が目的でしたが、今年は近代的な鉄道の再現
特にポートラムの特徴的なホームのデザインや線路の芝生など

それらの要素が集中していたのが富山駅北電停だったわけです

何より苦労したのは現地資料がないこと
銚子電鉄へは、一度赴いたことがあったためすんなり作りましたが
今回それは皆無・・・
仕方なく、インターネットで検索したり
鉄道ファンを見たり

このとき一番役に立つのは
Google Earth
ただ・・・未だに富山港線の表記だけど

Google Earthなら沿線写真もある程度掲載されているから
便利です

●作成工程
ベース板は
TOMIXのレールS140一本分の長さ
幅は100mm
高さは14mm

レール設置後
スチレンボードと厚紙で車両のドアの高さまで貼り重ね
グレーで塗装
ホーム屋根の柱はプラ板で作った梁を接着し塗装
ホームに等間隔に2mmの穴を開け

柱を設置

屋根を貼る前に
レールの道床にレイアウトマットと
ホームに黄色い線(PCで作成)を貼り付けておく

屋根を貼り付け
0.5mmの針金を接着
接着部に光沢ができるので
屋根にクリアを吹き全体に艶を

あとはPCで広告や看板を作って完成

2009年9月23日水曜日

山モジュール ①



この前の意匠図面の製作を開始
板に□5㎜の角棒を釘で打ちつけ
土台を製作

板の真ん中にレールを固定

山の部分はスタイルフォームで製作
ある程度の大きさにきったものを板に接着
トンネル部を5㎜切除


スタイルフォームを山っぽくカッターで削る


切削面を石紛粘土もしくは紙粘土で覆う
紙粘土の場合は乾燥後ボンド水溶液をたらす
粘土の乾燥待ちということ
続きは、山モジュール②で 





2009年9月21日月曜日

製作 No.003 京急八ツ山橋レイアウト

年のJAMのテーマ路線が京浜急行電鉄の品川~蒲田・羽田空港ということで

この区間でひときわ異彩を放つ八ツ山橋の風景モジュールの製作することになりました。
まずCADでレールの配置や板サイズの設計をしました。
輸送と管理面の手間を省くため板をA4サイズにした組み立て式に
実際の八ツ山橋同様に急カーブ、平行四辺形の鉄橋を再現し
鉄橋の下はJRの山手、京浜東北、東海道、横須賀の上下8路線がくぐる

作工程
①板の購入とカット
300×600×4のベニヤ板2枚
300×300×4のベニヤ板1枚
それを300×210にカット
   直線面を生かすのがポイントです

京急面の板にはレール敷設後スチレンボードを貼り付ける。


②レールの敷設
・JRの線路敷設
 KATOのS248直線レールを板の210にあわすために道床を中間から38㎜切り取る
あくまでもジョイントを残す
レールは、道床間隔8㎜、5㎜の順番で配置
道床間隔8㎜はKATOの規格に合わせたもので今後の使用を考慮した。




・京急の線路敷設
 KATOの複線トラス橋を使用するべきですが、TOMIXの複線トラス橋の方が長いため
今回はTOMIX製を使用
トラス橋に規格をあわせたため続くカーブレールもTOMIX製に
既存のレールとは、変換レールを経て接続
 カーブレールは外側C280-45,15 内側C243-45,15 を使用
また、鉄橋から品川駅方面にスペースがないことから
鉄橋内でレール間隔をTOMIXからKATO規格にし
品川方のジョイントもKATOに改造した。




③鉄橋の製作
 ベースは長さ的にTOMIX製、レールはフレキシブルレール、トラス部は実物と容姿が似てるKATO製・・・
実際の平行四辺形の鉄橋を再現



④道路面の製作
舗装の再現はパソコンのペイントソフトで製作
今回は踏み切りということで白線がかなりトリッキー
いちいちマスキングテープを貼って描いていくより断然らくです。

手順は、鉛筆でレール位置をなぞった板をスキャナで読み取り
データをペイントソフトで開き
舗装と踏み切りを描いて
A4ノーカットのシール紙に印刷して完成
あとは、レールに踏み板を付けて
シール紙をそのまま貼り付けて
レールに沿って不要な部分をカット、最後にクリアのスプレーを吸いて完成。















⑤警報機、遮断機の製作
 ㎜単位の一番細かい作業です。

1㎜と2㎜の角棒を組み合わせて黄色と黒の縞々を描いて遮断棒を製作


それを12機生産...

 遮断機も同様な手順で6機製作...




⑦走行と改善
 JAM前のサークルの集まりではじめて組み合わせ
はじめて模型が走行
 多少の脱線や停止が目立ったのでレールにガイドを設置するなどの改善を施した。
JAMでは、おおむね快調な走行となり、実際同様の低速での通過が可能になった。





設計:まぐろう
製作:まぐろう
管理:RFC建設部  
製作助手:鉄研1年生、体験入部の高専生
資料提供:RFC
脱線改善:RFC施設部

製作 No.002 銚子電鉄ミニレイアウト



 表向きは高専祭向けに製作したミニジオラマ
本当は、畑の再現の練習です。

 モデル風景は、銚子電鉄の犬吠~外川間

製作は、ダンボールのデコボコを茶色く塗装し、畑に見立て

そこに、フォーリッジをボンドでくっつけていった

本当に簡単なジオラマです。

ただ、ベース板をやわらかいバルサ材を使用したために
バラストの接着に使った ボンド水溶液(木工ボンドと中性洗剤の水溶液) で

板が反り始めたのが失敗...


製作:建設部 まぐろう

2009年9月19日土曜日

意匠図面作成

















品川鉄研の会長より山のモジュールの依頼があり
大まかなデザインを作成しました。
昨年までは、2次元CADで設計していましたが、今年からは3次元CADを導入を検討していましたら・・・
フリーソフトでGoogle Sketch Upという三次元のモデリングソフトを見つけました。
操作方法を飲み込むまでに多少苦労しつつもこんな感じの意匠図面が完成。

鉄研会長の意に沿ったものだったら製作を開始

製作 No.001 御茶ノ水レイアウト
















建設部の最初のジオラマは、昨年のJAMに向けて製作した御茶ノ水駅。
5月頃に御茶ノ水プロジェクトを結成し、数回の現地取材を重ね製作。
レールはフレキシブルレールを使用し、つなぎ目にKATOレールの道床部を移植し、既存のレールに接続できるようになっている.

製作工程
1日目
①材料買出し
  作業日一日目に御茶ノ水計画メンバーで
材料の買いだしに行きました。
  購入品は材料一覧参考です。
②基礎工事開始
  材料購入日にそのまま板と角材で基礎とな
  る部分を作成しました。

2日目
①レール固定
  1日目で作成した板に設計寸法どおりに下書
  き線をいれ、レールを釘で固定しました。
②バラスト撒き
  固定したレールの枕木と枕木の間、線路脇に
バラストを撒き、ボンド水溶液で固定しまし
た。この時、ホーム設置位置のバラスト
はまだ撒きません。
③立体交差工事着工
  バラスト撒きと並行して千葉方面の中央
 線・総武線の立体交差部分の工事を開始。
  土台となるスタイルフォームの切り出し・固定などを行いました。

3日目
①ホーム製作開始
  実際に車両をおいて、ホームと車両の間隔
 を考えながらホームの製作を開始しました。
②塗装開始
  ホーム設置工事に並行してレール、バラス
トの表面の
ウエザリングを開始。
  (ウェザリングの詳細は「御茶ノ水モジュールのウェザリング」を参照)

4日目
①立体交差部にレール設置
  レールの設置、バラストの散布行いました。
②複々線部分の補足工事
  直線4線(主ホーム部)にバラストの補充。

5日目
 ①立体交差部の塗装
  立体交差部に、架線柱の設置、塗装
緑の設置を行い ました。
②カーブの製作開始
  東京方面に当たる中央線のカーブ部分の
板をカーブに合わせて切断、バラストの
散布を行いました。
③聖橋製作
  当初は、省く予定でしたが、より
御茶ノ水っぽさを出 したいため、電車を
跨ぐ部分のみ急遽製作。
崖側がトンネルになっているのが特徴。

6日目
 ①立体交差部工事終盤
  坂の途中までのホームの製作
②丸の内線
  丸の内線のトンネル出口製作
③詰所・ホーム屋根の製作

7日目
①全体の補修と調整
  立体交差部の脇に道路製作
  バラスト補充
②試運転
レールの通電をチェックし、走行不良や 
接触
脱輪がないか、実際に車両を試運転させ
て安全
走行を確認して…
完成です!!

製作:御茶ノ水プロジェクトメンバー

2009年9月18日金曜日

建設ブログ施工開始!

鉄道サークルRFC及び産技高専品川キャンパス鉄道総合研究会でジオラマの製作を担当する
建設部のブログです。
主に、出展向け作品から個人作品の製作過程を書いてくつもりです。

尚、更新は不定期デス。