◎RFCの詳しい情報は公式HPで!

2009年9月21日月曜日

製作 No.003 京急八ツ山橋レイアウト

年のJAMのテーマ路線が京浜急行電鉄の品川~蒲田・羽田空港ということで

この区間でひときわ異彩を放つ八ツ山橋の風景モジュールの製作することになりました。
まずCADでレールの配置や板サイズの設計をしました。
輸送と管理面の手間を省くため板をA4サイズにした組み立て式に
実際の八ツ山橋同様に急カーブ、平行四辺形の鉄橋を再現し
鉄橋の下はJRの山手、京浜東北、東海道、横須賀の上下8路線がくぐる

作工程
①板の購入とカット
300×600×4のベニヤ板2枚
300×300×4のベニヤ板1枚
それを300×210にカット
   直線面を生かすのがポイントです

京急面の板にはレール敷設後スチレンボードを貼り付ける。


②レールの敷設
・JRの線路敷設
 KATOのS248直線レールを板の210にあわすために道床を中間から38㎜切り取る
あくまでもジョイントを残す
レールは、道床間隔8㎜、5㎜の順番で配置
道床間隔8㎜はKATOの規格に合わせたもので今後の使用を考慮した。




・京急の線路敷設
 KATOの複線トラス橋を使用するべきですが、TOMIXの複線トラス橋の方が長いため
今回はTOMIX製を使用
トラス橋に規格をあわせたため続くカーブレールもTOMIX製に
既存のレールとは、変換レールを経て接続
 カーブレールは外側C280-45,15 内側C243-45,15 を使用
また、鉄橋から品川駅方面にスペースがないことから
鉄橋内でレール間隔をTOMIXからKATO規格にし
品川方のジョイントもKATOに改造した。




③鉄橋の製作
 ベースは長さ的にTOMIX製、レールはフレキシブルレール、トラス部は実物と容姿が似てるKATO製・・・
実際の平行四辺形の鉄橋を再現



④道路面の製作
舗装の再現はパソコンのペイントソフトで製作
今回は踏み切りということで白線がかなりトリッキー
いちいちマスキングテープを貼って描いていくより断然らくです。

手順は、鉛筆でレール位置をなぞった板をスキャナで読み取り
データをペイントソフトで開き
舗装と踏み切りを描いて
A4ノーカットのシール紙に印刷して完成
あとは、レールに踏み板を付けて
シール紙をそのまま貼り付けて
レールに沿って不要な部分をカット、最後にクリアのスプレーを吸いて完成。















⑤警報機、遮断機の製作
 ㎜単位の一番細かい作業です。

1㎜と2㎜の角棒を組み合わせて黄色と黒の縞々を描いて遮断棒を製作


それを12機生産...

 遮断機も同様な手順で6機製作...




⑦走行と改善
 JAM前のサークルの集まりではじめて組み合わせ
はじめて模型が走行
 多少の脱線や停止が目立ったのでレールにガイドを設置するなどの改善を施した。
JAMでは、おおむね快調な走行となり、実際同様の低速での通過が可能になった。





設計:まぐろう
製作:まぐろう
管理:RFC建設部  
製作助手:鉄研1年生、体験入部の高専生
資料提供:RFC
脱線改善:RFC施設部

0 件のコメント: